Merry Christmas & Happy New Year! またまたご無沙汰のくねくねハニィがお送りする「最近どうよ?」第39回目でやんす。2010年はコレを入れて4回しか記事を書いていなかったことに気がつく……(汗)。すみましぇーん。暑い日が多かった2010年。いつまでも暑いなと思っていたら、秋を待たずして急に冬が来た感じだったから、年の瀬は例年より早く来ちゃったな
と思っとりましたけど、皆さんはいかがですか?
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今年はGDCのサンフランシスコとE3のロサンゼルスくらいしか出張していなくて、それで海外事情が書けるのか! って感じだったんで、年末に駆け込みで2回も北米に行ってきたんだよね(笑)。日本にいると不況が影を落として重たいけど、ハニィはたまたまブラックフ
ファイナルファンタジーXI RMT ライデー(サンクスギビングの翌日)にアメリカにいたので、アメリカの消費力のすごさを改めてこの目で見てきました。いや、もう年末商戦はホントにすごい。誰もが「モノを買わないといけない」みたいなムードなんですよ。
ちなみに「ブラックフライデー」について質問があったので解説しておくと、いわゆる「ブラック」なイメージではなく、小売
trickster RMT 店が「黒字」になるからそう呼ぶらしい。ブラックフライデーの小売店が朝の2時とか3時にオープンして破格のバーゲンをやったり(日本の初売りみたいだね)、店舗全体30%引きとか、ものすごいことを一気にやる一日なのだ。
ゲームの小売店も同様で、ハードとソフトをてんこ盛りのバンドルにしたり、5.99ドル(日本円で500円くらい)で新品ソフトを
売ったとありえない展開。お店の行列もものすごくて、店は誰かが落とした商品で歩けないくらい乱れ(笑)、レジ待ち1時間なんてザラ。アメリカならではの大きい駐車場も早朝からいっぱいで、ハニィは駐車場を探して2時間ほどグルグル回っていたほどです(涙)。
と脱線はこのくらいにして、年末にハニィの独断と偏見で語る「2010年Top10ニュースラ
Soul Alive RMT ンキング!」を今年もお送りしようと思います。
その前に北米市場の報告をと思ってたんだけど、実は毎回記事にしている北米市場データはNPDのTRSTデータなるものから抽出していたんですが、2010年10月からデータの公表をやめてしまったのだ……。理由としては、インターネット時代の昨今、ダウンロード販売を加えていないパッケージ販売数だけ発表
ソウルアライブ RMT しても現実とのギャップがあるのでは? ってことらしいんだけどね……。あ、もちろん高額でNPDから直接データを購入している企業はフルデータを持っているんで困らないとは思いますけどね。
でもさ、何もデータがなければ分析のしようもないわけで、NPDさんには考え直してほしいなと思うハニィでした。ケチっ(笑)。しか?し、それであきらめるハ
ニィではない。そこで、プラットフォーマーさんやBloomberg(在ニューヨークの経済?金融情報サービス会社)やWebサイトからデータを集めてみました。ハードは台数が出てるけど、ソフトはランキングのみになっちゃいましたけどね……。
●2010年10月と11月の北米市場報告だっ!
<ハード>
2010年10月
?Wii:23万2000
?Xbox 360:
32万5000
?プレイステーション 3:25万0000
?ニンテンドーDS:34万2000
?PSP:7万5000
2010年11月
?Wii:127万0000
?Xbox 360:137万5000
?プレイステーション 3:53万0000
?ニンテンドーDS:150万2000
?PSP:28万8000
くねくねハニィ調べ
Wiiが売れてないって誰が言った? 11月のWiiはすごいよ……。1
カ月で130万台近く売っちゃってるやん……。ハニィが店をのぞいたら、赤いWiiを持ってる家族連れが数組おりましたが、まだ持ってない家庭があるんだーって思いましたね。もう全家庭に行きとどいてるくらいの台数かと思ってた(笑)。ハニィ調べだと北米では11月末現在で約3200万台も出回ってるはずなのにね。
もちろん薄型ブラックのかっちょいいXbox
360も売れまくってますけど、やっぱし9月に発売されて400万本近く販売したと言われる「Halo: Reach」と「Call of Duty: Black Ops」なんかが引っ張ったのは明らかだね。
プレイステーション 3はイマイチ元気がない。9月に発売になったPlayStation Moveはハードを牽引している様子は見られないような……。他のハードが100万台超しているのにどうしたことなん
だろうか?
北米市場は、10月はソフトもハードも金額ベースで前年比マイナスが響いてマイナス8.1%。ただし11月はソフトもハードもペリフェラル(KinectとPlayStation Moveだね)もプラスに動いて前年比8.0%増。11月単月で約30億ドル(2,500億円)ほどの市場規模になったと言われているの。
<ソフト>
2010年10月
?1. NBA 2K11
(Xbox 360/PS3/PS2/PSP/Wii/PC):Take2
?2. Fallout: New Vegas(Xbox 360/PS3/PC):Bethesda
?3. Medal of Honor(Xbox 360/PS3/PC):EA
?4. Fable III(Xbox 360)※58万本:Microsoft
?5. Star Wars:The Force UnleashedII(Xbox 360/PS3/Wii/PC/DS):LucasArts
?6. Halo: Reach(Xbox 360)※31.5万本:Microsoft
?7. Just Dance 2(Wii)
:Ubisoft
?8. FIFA Soccer 11(Xbox 360/PS3/Wii/PS2/PSP/DS/PC):EA
?9. Madden NFL 11(Xbox 360/PS3/Wii/PS2/PSP):EA
?10. WWE Smackdown vs. Raw 2011(Xbox 360/PS3/Wii/PS2/PSP):THQ
2010年11月
?1. Call of Duty: Black Ops(Xbox 360/PS3/Wii/PC/DS):Activision
?2. Assassin's Creed: Brotherhood(Xbox 360/
PS3):Ubisoft
?3. Just Dance 2(Wii):Ubisoft
?4. Madden NFL 11(Xbox 360/PS3/Wii/PS2/PSP):EA
?5. Fable III(Xbox 360):Microsoft
?6. Donkey Kong Country Returns(Wii):Nintendo
?7. Need for Speed: Hot Pursuit(Xbox 360/PS3/Wii/PC):EA
?8. Gran Turismo 5(PS3):SCE
?9. NBA 2K11(Xbox 360/PS3/Wii/PS2/PSP/PC):
Take2
?10. Wii Fit Plus(Wii):Nintendo
くねくねハニィ調べ(※はMicrosoft公表値)
北米だけで約400万本販売したと言われる「Halo: Reach」や800万本以上単月で売り切った「Call of Duty: Black Ops」だけじゃないよ。「Assassin's Creed: Brotherhood」も発売月に両プラットフォームで軽々と100万本を超える快挙を達成してるし、Wii向けの「Just
Dance 2」も90万本超ってのもすごいす。
プレイステーション 3エクスクルーシブタイトルの「Gran Turismo 5」はPS3のキラータイトルになるか? 11月末現在で推定40万本弱。発売10日間の販売データだから、12月の販売状況によってはPS3のハードを動かしてくれると信じたいね。「Gran Turismo 5」は、任天堂以外の日本製タイトルが久しぶりに出現したっ
てうれしいことだよね。
12月がどえらい大きな数字を叩き出す北米市場。一体どんな数字が見られるか楽しみ。って細かいデータは調べなきゃいけないんでハニィはひと苦労なんだけどね……。NPDの公表再開を強く望みまーす。
さて行きますよ?、2010年の独断と偏見のTop10ニュース!
●1位:任天堂がニンテンドー3DSを発表
ギネス記録だったゲームボーイの販売台数を今年の初めに塗り替えたニンテンドーDS。4月にはニンテンドーDSi LL(北米では DSi XL)が欧米でも発売になり、ニンテンドー3DSが発表されました。
海外では日本ほどゲーム機に対して執着度がないから、ニンテンドー3DSの存在自体それほど一般ピープルは知らないらしい。10月、11月のランキングを見て
もらえば分かる通り、ニンテンドーDSがダントツ売れてるってことで、買い控えってことはないみたい。
で、ニンテンドー3DSは6月のE3で実物が初お目見え。「3Dメガネを使わないで3D映像のゲームが楽しめる画期的製品!」として大きな話題になったよね。最近まで発売日や価格などは発表されなかったんだけど、ようやく東京ゲームショウ終了後の9月
29日に発表されました。日本は2011年2月26日、価格は2万5000円。ただし、欧米は3月発売ってだけで日付も明確じゃないし価格は発表されていないのねん。
久しぶりの新ハードの発表ってことでE3でもめちゃくちゃ脚光を浴びてたんだけど、ニンテンドーDSの発表時ほどマイナー感(ゴメンなさい)がないから、ちょっと様相が違うんだよね。ニンテンド
ーDSのようにサードパーティが入りこむ余地のないハードにしないために、各ソフトメーカーはローンチにソフトを準備すべくこぞって開発を始めてるんだろうなぁ。ニンテンドーDSの次期型と言えるニンテンドー3DSは相当なラインアップが期待されるぞ。
●2位:任天堂が赤字!? 円高の影響は深刻に……
マスコミが騒ぐほど任天堂はダメじゃない
し、前年比で比べれば売上を落としてるかもしれないけど、やっぱり業界のジャイアントであることは間違いないって思ってたんだけど、ニンテンドー3DSの詳細発表をした9月29日に2010年4?9月期の連結の最終損益がマイナス20億円って発表したんだよね。
下方修正という見方をすれば、もちろん売上が予想を下回ったことも理由に挙げられるけど、では
任天堂は他フォーマットと比べてハード売上台数やソフトの売上本数が少ないかと言ったら、いえいえいえ、まったくもって否なわけだ。
そんでもって「赤字」という側面を考えてみるとやっぱり「売上額が減った」からだけじゃないと思うんだよね。2010年の急激な円高は任天堂の海外売上金額の換算レートが影響しているのは明白で、ハードのみならず
ソフトのロイヤルティも円換算すればすべて「マイナス要因」になるのだよね。大きな市場のひとつである北米のみでなく、欧州のユーロ、ポンド安はジャイアント任天堂をも苦しめたってことなんだー。
円高の話は長くなるので、あとがきで触れてみることにしようっと。
●3位:モーションセンサーの嵐!
SCEのPlayStation Move(PS
Move)が9月に、マイクロソフトのKinectが11月に発売されて、Wiiに続けと今年はモーションセンサーコントローラの発売ラッシュでした。
北米でのKinectは発売後順調の様子で欠品も出ている小売りがあるくらい。心配されたKinect不振は一応落ち着いたみたい。マイクロソフトの発表では、11月29日現在で全世界で250万台販売したとな。すげぇ。コアユー
ザーは「Kinectは反応が悪い」とか悪口を言う人も少なくないらしいけど、一般のカジュアルユーザーたちは、「コントローラで難しい操作をしなくてもゲームができるらしい!」と実は認知度が高いみたい。
PS MoveはSCEが11月末時点で全世界400万台出荷(販売じゃないぞ!)したって発表して、始めは勢いがあるのかな? って思ってたんだけど、11月
に発売されたばかりのKinectに抜き去られた(北米のみ11月末現在推定180万台)のでは? と言われていました。PS Moveの北米での末端販売台数は11月末現在で100万台程度と思われますの。
でもね、ハニィが出張中テレビを付けるとものすごいヘビーローテーションでPS3とPS MoveのCMをしていたんだよね。お店に行っても、欠品のKinectよりは店のあら
ゆるところにPS MoveのPOP広告がしてあったりして、頑張って露出してる様子が見受けられましたの。
同じモーションセンサーでもWiiの遊び方を踏襲したPS Move、コントローラを使用しないという新しい遊び方を提供したKinect。Wiiと差別化と言う意味ではKinectの方が目新しいため、ユーザーの関心は高いのかな。今のところ北米のパブリッシャーの方の
中には「勝負あった(Kinectの勝利)」って声もあったくらいだけど、北米は12月が売りの時期のピークって言っても過言ではない市場なんで、12月末の様子を見て判断だね。
●4位:ソーシャルゲームと戦略の差別化?
Facebookなどのソーシャルネットワーク(日本ではmixiなんかもそうだね)、またスマートフォン、iPhone&iPad市場の急成長に伴っ
て、ソーシャルゲームはライトユーザー向けの新規市場を作ったと言われているよね。
ゲーム業界として、ハイスペック機向け開発コストのリスクヘッジの行き場を探していることは事実。だからと言ってハンドヘルドゲーム機はというと、PSPは違法サイトに悩まされ、ニンテンドーDSはサードパーティータイトルが売れにくいなどなど、昨今ソフトメー
カーにとってはあまり儲からない構造になってる。と言う意味では「低コストで短期間」のソーシャルゲームは業界の救世主なのかもしれないね。
2009年末にEAがソーシャルゲーム第2位のPlayfishを買収したのは覚えてるかな? EAはコングロマリット(全方位的)なゲーム会社なので、あらゆるセクターで同社のゲームをユーザーに提供しようという戦略
を取っているよね。過去にはモバイルゲームのナンバーワンだったJamdatを買収こともあったんだ。従って、EAが認めたセクターとして「ソーシャルゲーム」はゲーム業界の中でも脚光を浴びることになったんだね。
GDCサンフランシスコ2010でもフォーカスされてたソーシャルゲームだけど、米国ソーシャルゲーム会社Zyngaの株式評価額がEAを超えたとの
ニュースが出て、やっぱりソーシャルゲームはこれから盛り上がるんだな?って雰囲気が業界に流れてるみたい。
ところが世界ナンバーワンパブリッシャーActivisionのCEO、Robert Kotick氏がロイターのインタビューで「Activisionはソーシャル系にはそれほどの興味がない。熱狂的なゲーマー向けのプラットフォームとは考えていないからだ」と、ソーシャルゲ
ームを否定したわけではないけど、Activisionとしては「コアユーザー」をターゲットにしているので、早急な「多角化」戦略は取らないって意思表示みたいね。
二強のソーシャルゲームに関する戦略の違いも感慨深いよね。モバイルゲームのように短命で利益の源泉を失うのか、はたまた確固たる地位を築くのか、2011年も目を離せないよね。
●5位
:今年も北米でメガキラーソフト続出!
12月の結果を見ないと最終のコメントをしちゃいけないんだろうけど、いやぁ今年も北米ではメガキラーソフトが続出しましたね。
まずは2010年上半期をかいつまんで(数字はすべて11月末現在:くねくねハニィ調べ)。3月に発売された「God of War III」はPS3専用で北米では約150万本(全世界で300万本
と言われている)を超えてるし、同じく3月発売の 「Battlefield: Bad Company 2」 は北米のみでXbox 360/PS3合わせて約200万本。日本が誇る「Final Fantasy XIII」(Xbox360/PS3)は約170万本、5月発売の「Red Dead Redemption」(Xbox 360/PS3)、ニンテンドーDS専用「Pokemon Soulsilver/Heartgold(両バージョン合わせて)」、8月発売の「Madden NFL 11」も北米だけ
で合わせて300万本超えしておりまっす。5月発売のWii専用「Mario Galaxy 2」は180万本超でしたぁ。
上半期も盛り上がった北米市場だけど、光るのはRockstarブランドの「Red Dead Redemption」。前の記事にも書いたけど、「Red Dead Revolver」の続編と解釈すればほうほう、というところだけど、前作がそれほどの知名度でもないこと、それに何よりも前作
より売れていることを鑑みると、ある意味オリジナルで大きく勝負してきたタイトルってこと。プロモーションがものすごかったかと言えば、そうでもない「それなり」のプロモーション展開。ってことはやっぱり口コミが口コミを呼んだゲームってことになるのかな。ゲームの出来が良ければ売れるって神話もまだまだ健在な北米市場だよね。
もうひとつ
付け加えると、任天堂以外の日本製タイトルのひっさびさの快挙! 「Final Fantasy XIII」でしょうね。ハニィの記憶だと2009年の「Resident Evil 5」以来かな。こういうタイトルがどんどんと北米市場のランキングに連なることを切に望むハニィです!!
さて、下半期はというと上半期どころの騒ぎじゃないです、はい。9月発売のXbox 360専用「Halo: Reach」はこ
ちらも北米のみで350万本超。やっぱりHaloブランドは強いすねぇ。そして、「Call of Duty: Black Ops」(Xbox360/PS3)は期待通り発売月だけで800万本も売り上げちゃった! Activisionは最近同タイトルの全世界売上額が10億ドル(約840億円)を超えましたって発表したの。うーん、開発費が100億円かかってたとしてももうリクープ済みだぁね。12月中に北米だけで
1000万本の声も聞くから、恐ろしい化け物タイトルですな……。
ちなみに、任天堂ソフトは2010年度売上だけでミリオンタイトルがいくつもあるけど、実は昨年以前の発売だったものが大半で、本年度発売タイトルの伸びはイマイチってことも分かったんだけどね。それにしても2008年に発売された「Mario Kart Wii」は発売2年経った今年度、しかも北米市場だけ
で100万本超、もうすぐ累計1000万本ってのは御立派。旧作が長く売れるってのはコンテンツ商売の極意。任天堂は、長い期間にわたって人々を魅了するコンテンツを輩出し続けてるってことだよね。
●6位:3D立体視は来るのか?
E3会期中にソニーが「プレイステーション 3は立体視3Dソフトに対応!」ってプレスカンファレンスで声高に言ってた
けど、ニンテンドー3DSも含めて世は立体視へと向かってるのかなぁ……なんて。ニンテンドー3DSはメガネも立体視対応のハイビジョン(この間ハイデフって言って「死語」と怒られた……XboxのCMが懐かしいっすねぇ)テレビもいらないからものすごく手軽だけど、PS3の場合はちと敷居が高い気がする。
アメリカのニュースでも取り沙汰されているけど、せっ
かく3D立体視対応のテレビを買っても、映画のみでコンテンツが少ない! とかメガネを家族分買ったらものすごく高いじゃーんとか、カウチポテト(古っ)して横になって見れないやん! とかいろんな文句が出ているのも事実。
昨今発売された「Gran Turismo 5」を始め、「Killzone 3」、「Tom Clancy's Ghost Recon: Future Soldier」などなど対応ソフトが出て
くるといろんなリアクションが聞けるかもしれないですね。でも、対応のテレビやメガネなどがもっともっと普及してこないとイマイチ広がる感はないかもしれませんな。
ココはソニーさんにいっぱい立体視対応テレビを売ってもらうしかありません。2011年は意外に広まってて当たり前の技術になってるかもしれない?
●7位:急激なネットダウン
ロードの波
NPDが9月に発表した情報によると、2010年上半期のPCゲーム販売本数で、デジタルダウンロード販売が小売でのパッケージ販売本数を上回ったとのこと。予想していたけど、思ったよりも速い流れで「パッケージ」から「ダウンロード」へ進んでるみたい。
また、12月になってからNPDが「Game Purchase Drivers 2010」なる情報を発表
して、北米のゲームソフト売上金額におけるデジタルダウンロード販売の比率が29%だったと言ったのよ。ただし、このデータにはPC、ソーシャル/カジュアルゲームなんかも入るから一概には言えないんだけどね。いずれにしても何らかの「ゲーム」にお金を出す人の3分の1近くの人が、パッケージではなくダウンロードで購入しているって現実を受け止めないといけ
ないよね。
しつこいけど、これは自然の流れ。エコロジーの観点って意味でもそうなのかもしれないけど(笑)、ずっとハニィが言い続けている通り、日本以外の流通システムでは小売店が強すぎるために「小売を排除したい、ユーザーに直接届けたい」って気持ちはメーカー側に常にあった気持ちなんだよね。
ま、こんなことがあって、前述し
たとおりNPDも「小売店における販売数だけ見ても正確な市場とは言えない」って言ってデータを公表しなくなったわけだけど、日本にいる業界関係者は何を参考にすればいいのか? って話よね。今までのダウンロード販売数も金額も分からないことに加えて、パッケージ販売に関する情報までマスクされちゃうって、どうよ? でも、お金を出してNPDさんと契約す
ればちゃんと手に入りますよ。結構高額ですけどね。
それにしてもいい加減にプラットフォーマーたちもダウンロード数を公表するって流れになってくれないかなぁ。ダウンロード販売は予想されたことだけど、情報難民になるってことは予想できなかったかもね。
●8位:世界ナンバーワンパブリッシャー「Activision」と開発会社のいろいろ
「Halo」シリーズの開発会社として有名なBungieがActivisionと10年間の独占契約を結んだ! ってニュースは、日本のゴールデンウィークでダラダラとしてたハニィに衝撃を与えたね?。独占契約ってことは、BungieはActivision向けにしか開発しないってこと。マイクロソフトのドル箱「Halo」ブランドから撤退するって意味も含むのだよん。
2007年
まではマイクロソフトの子会社として「Halo」ブランドを守り続けてきたBungieだけど、マイクロソフトから独立して3年でActivisionに行っちゃうのね?。日本的な「操(みさお)」って欧米にはないみたいですワ。っつか今後「Halo」はどこが作るんだ??
あ、今回の提携は、資本提携や買収と言うことではなく、Bungieはあくまでも独立系開発会社として「契
約」で、Activisionと提携するってことなので誤解なきよう。「Doom」シリーズを販売していたActivisionだけど、開発していた独立系開発会社id SoftwareがBethesda傘下に入ってしまったのは昨年の話。その教訓からBungieを買ってしまったのか? って一瞬ハニィも思ったんだけど、イケてるBungieは買収される理由もないわけですな。
そんなBungieとの独占契
約のニュースの直前に、これまた衝撃的なニュースが入ってきた。EAの「Medal of Honor: Allied Assault」を開発し、2003年にActivisionに吸収されたInfinityWardは、現在では「Call of Duty: Modern Warfare」シリーズの開発会社として名高いけど、この設立者たる幹部を契約違反ということで解雇したとな。
幹部たちはActivisionを「根拠レスな契約違反でつきつけら
れた!」って提訴したんだけど、今度はActivisionが「陰謀を企ててActivisionを陥れようとしてた!」とか言って逆提訴したり、そうかと思うとInfinityWardの社員たちから「契約違反」ってことでクラスアクション(集団訴訟)を起こされたりと、ビッグブランドの陰でものすごいお家騒動が起こってたんですワ。パブリッシャーからすれば、「実力のあるクリエイターが欲
しい。でもそのクリエイターの力が強くなりすぎたらちぃと鬱陶しくなっちゃったなぁ。ブランドも育ったし、もう辞めてもらうか」って顛末だったのかな(笑)とハニィは思ってたんだよね。
実は裏でEAが手を引いてたとかいろんな噂が出たけど、結局この幹部たちはEAの新スタジオへと転職してしまって、実際はどうだったのかは有耶無耶になって終了
。と思いきや、12月にActivisionがEAを訴えてさらに泥沼化。EAがInfinityWardの幹部に引き抜き工作をしてActivisionの「Call of Duty」フランチャイズの妨害工作をした! って騒いでるみたい……。
日本だったら「まぁまぁ、とはいえ話し合いましょう」となりそうなところなんだけど、さすがアメリカ。やるときはとことんやるよね。
●9位:またか、中
古販売 セブンイレブンいい気分なのか?っ?
去年のTop10で、北米でWalmartがゲームの中古販売を始めたっちゅー話はしたんだけど、3月にまたイヤなニュースがあったんだ。何と全米のセブンイレブンが中古ゲーム販売を始めまーすって話。
2008年からアメリカではコンビニでゲームを売り始めたんだけど、それはもちろん「新品」のお話。こ
のたび「中古」も取り扱うようですねん。これはGameStopなどのゲーム専門店の売上&利益が目覚ましいのは「中古ゲームソフト販売」のおかげなんだーって話が出回ってるから。
レンタルと中古に対抗するには、もうやり込み要素だけではダメ。しつこいけどネット機能で最初に買ったパッケージをユーザーが離さないようにする仕掛けは必須ですなぁ。
●10位:World of Warcraft が炸裂!
Activisionが世界一のパブリッシャーである理由はもちろんコンソールゲームで「Call of Duty」「Guitar Hero」シリーズなどのフランチャイズがあったおかげもあるんだけど、2007年12月にVivendiと合併してBlizzardが傘下に入ったからとも言われてるよね。日本ではPCゲーム市場が大きくないから知らない人もいるかも
しれないけど、Blizzardは世界ナンバーワンのPCゲーム開発会社と言えましょうね。
「World of Warcraft(WOW)」「StarCraft」「Diablo」など、PCゲーマーから見れば神様のようなソフトを長年開発し続けているのだよん。ゲームメーカーの夢である「パッケージ+月額課金」モデルを持っているのね。WOWを例に取ってみると、ユーザーはソフトをパッケージ
またはダウンロードで購入して継続して遊ぶために毎月15ドルを払っているのだ。
このたび、3つ目の拡張パック「World of Warcraft: Cataclysm」が全世界で発売(日本は未発売……)され、発売後24時間で330万本を売り切ったとBlizzardが発表したんだよね。拡張パックがですぜ? ハニィが北米に出張中もテレビでCMしまくってたけど、お店でも大騒ぎ。発売日
には真夜中(あるいは早朝)から小売店がオープンして我先にと群がるユーザーをさばいたとか。
「World of Warcraft」のユーザーは、この拡張パックの発売前の段階で全世界1200万人を超えているとな。と言う意味では、「パッケージ+月額課金」モデルではなく「パッケージ+拡張パック+月額課金」モデル。1粒で3度おいしいわけだな……。
日
本市場では発売もされていないこの拡張パック。世界最大のMMORPGなのに、日本がターゲットではないって……。日本がガラパゴスと言われちゃうのも納得だよね(涙)。
●おまけ:番外トピック――パナソニックが新ハード発売?
何と3DOから20年、パナソニックがオンライン&MMORPG向け携帯ゲーム機「Jungle」を発売すると発表したのだ。パナ
ソニック本体ではなく、どうやらアメリカに「Panasonic Cloud Entertainment Company」なる子会社を設立して運営しているらしい。でも、なーんかひっそり感があるよね。だって情報が少なすぎるんですもの。
携帯ゲーム機と言うよりはむしろキーボードとタッチパッド付きなんでミニPC+iPodみたいな形状。どうやらコンテンツをサードパーティに提供して
もらうんじゃなくて自前で集めてるみたい。11月30日から米国でモニターに配布開始したって情報もあるから続報を待たれよ。
ん?、パナソニックはホンキで任天堂やSCEに「ハンドヘルド」戦争を仕掛けてる様には見えないけど、もしかしたらもしかするのかもね。でも、MMO専用機ってのはどうなんだろうか……?
●ハニィのあとがき
い
やぁ。今年はホントに記事を書かなかったなと。申し訳ありません。来年はもうちょっとちゃんとしますんで、ご愛読の程よろしこ。
さて、ハニィの独断と偏見のTop10いかがでしたか? ニンテンドー3DSのインパクトはすごかったけど、2011年の発売が楽しみだね。それにしても、北米と欧州での発売日と価格はものすごく気になるねぇ。アメリカで300
ドルって付けてしまったらPS3やXbox 360と同等の値段になってしまうため、今までのように子供にホイホイ買ってあげられる金額じゃないからね。為替が良ければ250ドルくらいだったんでしょうけど、ま、こちらも円高が響きますな。
円高はいろんな意味で日本のゲーム業界を苦しめていることも考えておきたいね。例えば日本製のタイトルが米国で売れ
て1本当たり1ドルのロイヤルティが日本のメーカーに入ると考えてみて。米国では1ドルは1ドル。でも、日本円に換算すると、92円って考えてたロイヤルティがいつの間にか80円になってたら? これだけで10%以上の損じゃないですかってこと。
逆のパターンもある。日本の開発会社でタイトルを作ろうかなって思ってた米国のメーカーが日本円で1億円っ
て見積を出された時に、それまでなら100万ドルちょいくらいだったのに、円高のせいで120万ドルになっちゃったって言われたら、理由のないコスト高にリスクを感じて引いちゃうってことだって考えられるのだ。ドル建てで開発費をもらってる場合は理由なき理由「円高」のおかげで、日本円に換算した時にあれれれってことになっちゃうのだ。
日本にお
けるソフト開発には、円高をもろともしないくらい強烈で高品質なモノを求められる2011年になるかもね。「日本製はコストは高いけど高品質だから必ず売れる」にしないと!だって欧米と同レベルなら欧米の開発会社に持って行かれるのだ。円高のおかげでコストパフォーマンスを更に要求されることになるんだね。
そんな円高の話で2010年を締めくくる
ほどハニィも円高に悩まされているんだけど、新年早々「来年は円安に! お願いします!」ってわけの分からないお願いをしに初詣に行こうと思っとります! 来年もよろしこ、よろしこ、よろしこ。淀川風。【くねくねハニィ,ITmedia】
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と違う!!
引用元:
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